2014年8月27日水曜日

電源じゃなかった。


先日注文した電源が届きました。
滅多に無いだろうとは思いつつもネットでは時々新品の電源がショートしたなんて書き込みも見かけるので、用心のためにCore2Duoの古いPCにつけて動作確認。こうすれば最悪初期不良でショートしても被害は古いPCだけで済みます。
当たり前ですが、電源を入れると心地よいFANの音とともに老兵のCore2Duoが目覚め無事POSTしました。一旦電源を切り今度はHDDや光学ドライブも接続して再び電源ON。HDDのアクセス音がしてしばらくしたら無事Windows7が起動しました。
しばらく、そのままWebを見たりしながら様子を見ていましたが、どうやら大丈夫そうです。

Windowsをシャットダウンしてからコンセントを抜き古いPCから今回買った電源を外しよいよメインPCに装着し、再び恐るおそる電源を入れてみたところ。
なぜか電源が勝手に切れて起動してくれずなぜか筐体を触ると再び電源が入ったりと前の電源の時の症状が出ています!
原因は電源じゃなかったのか…
筐体を押すと電源が勝手に入ったりすると言うことは、まさかマザーボードと筐体が接触してショートしたたりしてるんじゃないか?過去にATXのケースにデッドストックなペンプロのATなマザーを組み込んだ時、マザーの電源コネクタの下側とケースの一部が接触しているのに気づかずに電源を投入、タルタルコンデンサがパーンと大きな音をたて破裂、目の前を青紫の閃光が走り、マザーは電源コネクタの一部がが溶け、電源もお釈迦になった(と思う)トラウマが脳裏を蘇り、念には念を入れて一度バラシて組み立てる事にしました。

でも、最初に組んだときもそのへんは慎重に組んだのでどこも異常はありません。そこで今度は最小構成で電源スイッチもケースのものを使わずTEST用に作ったスイッチをつないで試してみたのですがやっぱり起動しません。
これはマザーがいかれてしまったのか?と途方に暮れながら何気に4本挿しているメモリを2本だけにしてみたらなんと!何事も無かったように起動。どうやら窮屈な姿勢でメモリを挿したのでメモリが完全に差さっていなかったようです。

最近のマザーって、メモリ不良なんかでエラーになった時に自動で電源が切れるんですね。
ビープ音もしないし、マザーの電卓の表示部みたいなエラー表示の数字も見てなかったので気づきませんでした。

というわけで、あわてて電源を買う必要は無かったわけで、時間があるならもっと念入りに調べてから買ったのにな…と思いつつ、前の電源は先代からの流用だったし、買い換えるいい機会にはなったのかもしれない、と思いながらも結局壊れていなかった前の630Wの電源(KRPW-P630W/85+)は先日のi7 870のDELLのPCで使う事にしました。

裏配線できないケースですが、プラグインの電源ということもあってわりと綺麗に配線をまとめることができました。逆にメインPCのほうは今度の電源は非プラグインなのでごちゃごちゃしてしまいましたが。

昔は安物ケース付属電源なんかも結構使ってきて、定期的にバラして掃除してはいても、長年使っているとコンデンサが膨らんで徐々に出力が出なくなったりFANが回らなくなったりして、それでもしつこくコンデンサやFANを交換して修理すればまた普通に使え、結局新しい規格に端子が合わなくなったりスペック不足で破棄する事が多く、自分の場合、幸いにも燃えたり他のパーツを巻き込んで壊れた事は無いのですが、やっぱりネットで安物電源がマザーボードなんかを道連れにしたという書き込みなんかを見ると、ヘソクリを貯めて買った大事なPCだけにびびっってしまう自分がいる。



ちなみに、今回のとは別の電源、今回初期不良チェックに使ったCore2DuoのPCの電源(SivlerHowk GM470PC)の筐体を開けてみると…

二次側のコンデンサが3個膨らんで1個は頭からガマン汁が出てました。よくこれでPCが不安定になりもせず動いていたな。とビックリ。
いくら滅多に起動しなくて電源を入れたまま外出する事がないPCとはいえ、電源自体も10年選手?と古く、同じコンデンサの手持ちもないので予備の電源と付け替えてこれは廃棄処分と相成りました。

まぁ、でも、
お小遣いに余裕があるなら大事をとってこまめにそこそこの電源に買いなおしたほうがいいですよね。
最近は1万以下でもいい電源が増えてきてるし。気分的にも安心できるし。